このような悩みを解決します。

偽ブランド品を販売するとどうなる？

先日、偽ブランド品を販売したとして、逮捕されたという事件がありました。

「ヴィヴィアンウエストウッド」の財布の偽物を販売した疑い　46歳女を逮捕　愛知県警https://news.yahoo.co.jp/articles/18b2740b9b33a9c537f77e9c753faa0769719332
出典：yahooニュース

ヴィヴィアンウエストウッドは、比較的リーズナブルな価格で幅広い年齢層、
特に女性の方に人気のブランドです。

BUYMA(バイマ)内でももちろん取り扱いがありよく売れています。

内容からして「フリマアプリ」ということなのでおそらくBUYMA(バイマ)ではないと思いますが、
似たような媒体であることは間違いありません。

偽物を販売してはいけないというのは当然のことです。
実際のところ、販売するとどのような事態が起こりうるのでしょうか？

結論として、法律的には商標法違反、商標権侵害になります。

実際に先ほどご紹介した記事の例でも商標法違反ということになっています。
詳しく見ていきましょう。

商標権侵害

商標権とは、
ルイヴィトン、グッチなどといったように
それぞれのブランドにはブランドを使って商売をすることができる権利があります。
専売特許のようなイメージです。

そういったブランドの登録商標を無断で使用し商売をしていくことが商標権の侵害にあたるのです。

ネットオークションやフリマアプリなどでブランド品を販売する際に、
偽物と知りながら商標登録されているブランドの偽物を販売すると商標権の侵害にあたります。

10年以下の懲役、1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。
さらに、偽物を本物と偽って販売すれば詐欺罪になります。
詐欺罪の場合は10年以下の懲役となり、より重い罪となります。

売れなくても(落札されなくても)アウト？

「出品しているだけで、売れなければ問題ないのでは？」という考えもあるかもしれません。

しかし、偽物を出品するだけでリスクがあります。
出品した段階で間接的に商標権の侵害にあたる可能性があり、
5年以下の懲役、500万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。

販売をする目的で偽物を仕入れたり所持することは、もちろん完全にアウトです。

先ほどご紹介した記事のように、実際に逮捕など法的措置が取られるケースは、常習性が高かったり、
偽物の所持点数が多かったりなど、極めて悪質なケースです。

「ヴィヴィアンウエストウッドに似たロゴを付けたうえ、それを偽物でなく本物」
と言っているわけですからかなり悪質ですね。

実際に偽物を販売している人で、細かく探せばもっと多くの件数が挙げられると思います。
今後厳しくなる可能性は十分にあります。

偽物だと知らなかった場合は？

偽物と知らずに販売した場合は、故意ではないと判断されれば罪には問われない可能性が高いです。

しかし、出品点数や販売回数が多ければ当然故意だと判断されます。

本物と偽物を判別することは非常に困難ですが、
あまりにも安く仕入れたモノは偽物である可能性高いです。

そして、判別ができないものは販売することを避けるのが最善策です。

自分で使用するために購入した場合は？

では、自分で使用するために偽物を購入した場合はどうなるのでしょうか？
国内で購入したものであれば、処罰の対象とはなりません。

しかし、海外で購入したものはその限りでない場合があります。
なぜなら、商標権を侵害する物品の輸入は禁じられているからです。

違反した場合は、7年以下の懲役、700万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。

こちらも同様に罰せられるのは悪質なケースですが、
個人的な使用であっても輸入禁制品は国内に持ち込むことはできません。

偽物と知らずに持ち込んだ場合でも、任意放棄という形で税関で処分することになります。
偽物の疑いがあるものはそもそも国内でも海外でも買わないのが得策です。

BUYMA(バイマ)で偽物を販売した場合は？

では、BUYMA(バイマ)で偽物を販売してしまった場合はどうなるのでしょうか？

BUYMAでは、偽物を販売する人に対してアカウント停止処分、
場合によっては今後の再登録も不可というペナルティがあります。

故意ではない場合や悪質でないと判断されれば、ペナルティで済むかもしれませんが、
おそらくほとんどの場合でアカウント停止になります。

そして、悪質性が高いと判断されれば今回のように逮捕に至る可能性も十分考えられます。

出品者(パーソナルショッパー)が偽物を販売することによって、
購入者が被害を受けることはもちろん、BUYMA(バイマ)の評判も悪くなります。

そうなるとBUYMA(バイマ)事務局も購入者も誰も得をしませんし、
偽物を販売する可能性があるような危険な出品者(パーソナルショッパー)に
わざわざ活動を継続してもらう必要もありませんから。

意図的に偽物を販売する人はもちろん、知らずに偽物を販売してしまっている人もほとんどいません。

BUYMA(バイマ)で偽物を販売しないためには？

では、BUYMA(バイマ)で偽物を販売しないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか？

買付が禁止されている仕入先を把握し、安全な仕入先を見極められるようになることです。

出品者(パーソナルショッパー)としての活動歴が浅いうちは、
仕入先に不安を感じることも多いかと思います。

買付が禁止されている仕入先や安全な買付先を見極める方法については
こちらの記事で詳しく解説しています。
是非ご覧ください。

上の記事を読んで、しっかりと自分で仕入先を判断できるようになるまでは、
少しでも怪しいと思ったらそのショップからは仕入れないでください。

BUYMA(バイマ)で偽物を購入しないために気を付けること

BUYMA(バイマ)では偽物を販売している人は基本的にはいません。

そもそも、偽物を販売しようとするような悪質な出品者はもちろんですが、
だれも偽物を販売していなければ購入者が不安を感じることはありません。

しかし、今回のようなニュースや別の媒体でのできごと、イメージなどによって
「ブランド品＝偽物が多い」と購入者が不安に感じるのも仕方ないかもしれません。

悪質か、そうでないかは関係なく、
購入者は偽物を購入したくないのは当然のことです。

購入者も偽物や不良品ををつかまされてしまわないようにするには、
良い出品者(パーソナルショッパー)を見極めることが最善の策です。

良い出品者を見極める方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
是非ご覧ください。

上の記事を読んで、安全に楽しくお買い物を楽しみましょう！

BUYMA(バイマ)で購入後に偽物かな？」と思ったら？

では、
もしBUYMA(バイマ)で商品を購入した後に不安を感じてしまった場合はどうすればいいのでしょうか？

そのような場合には、BUYMA(バイマ)の「無料鑑定サービス」があります。
こちらは購入者の希望で無料で鑑定してくれるサービスです。

鑑定自体は第三者機関が行い、鑑定料をBUYMAが負担する仕組みになっています。
鑑定の結果、本物でないと判明した場合はBUYMAから購入代金が全額返金されます。

本来、BUYMA(バイマ)の多くの補償は購入時に
「あんしんプラス」という有料オプションに加入していないと受けることができませんが、

商品が未使用、商品に不良がない、取引が完了する前であること、(発送通知から2週間以内)
鑑定対象のブランド品である、

以上の条件であれば
申請をすることが可能です（商品を指定先に送る送料は自己負担)

購入後に少しでも不安を感じたら、ぜひ無料鑑定サービスを利用してみてください。

まとめ

今回は偽ブランド品を販売するとどうなるかについてお話してきました。

もちろん販売する方が悪いのですが、購入するのも絶対に避けたいところです。

BUYMA(バイマ)では偽物が販売されていないというのはもちろんですが、

ファッションブランド品をメインに扱っているということもあって
補償が非常に充実していることも利用する大きなメリットのひとつです。

「ブランド品を買うならBUYMA！」というイメージも定着してきているように思います。

出品者として偽物を販売しないことはもちろん、優良な出品者を見つけて、
安心して楽しく楽しく買い物をしましょう！

今回は以上です！

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それでは！